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医療コラム

歯ブラシの歴史|【公式】しま歯ならび矯正歯科|堺市西区鳳駅の矯正歯科

歯ブラシの歴史

こんにちは!しま歯ならび矯正歯科の歯科助手Gです🌟

皆様当たり前のように毎日使用している「歯ブラシ」。今でこそたくさんの種類がある歯ブラシですが、いつからあるのかご存じですか?

今回は歯の健康を守る上でかかせない「歯ブラシ」についてお話していこうと思います♪

 

紀元前3500年前には木の枝から作った歯木(しぼく)を歯磨きに使用しており、それがインドやギリシャに普及し各々の土地で採れる木を用いて歯を磨いていたと言われています。この時は今のようなブラシがついていたわけでなくあくまでもただの木の枝を噛んで口腔内を清潔に保っていました!

一方中国では歯木に楊柳の枝を使用していたことから楊枝(ようじ)と呼ばれ、細い木の枝をブラシのようにかみ砕いて使用していたみたいです😮

※爪楊枝とはまた別物です!

日本でも歯ブラシが普及するまでは歯木を使用し歯を磨いていました😃ですが、歯磨きの習慣が日本に伝わった当時誰しもが歯を磨いていたわけでなく僧侶や公家といった上流階級の人たちが、身を清める仏教の儀式として歯を磨いていたのです!

※この時は庶民に歯ブラシは浸透していなかった

~時は江戸時代にうつります~

江戸時代に入ると歯木は房楊枝(ふさようじ)へ形をかえていきました🌳また、この頃には庶民にも歯を磨く習慣がつくようになりました!

房楊枝・・・木の枝を熱湯で煮立て柔らかくしたのちに木槌で叩いて片側をブラシ状にし、反対側は現在のつまようじのように尖った形をしていて持ち手(柄)はゆるくカーブをしている

使い方は、最初にブラシ部分で歯を磨き、尖った部分で歯と歯の間の汚れをきれいに取り除き、最後に持ち手のカーブ部分で舌を磨いていたそうです。

現代と同じような歯磨きを昔の人たちは一本の歯ブラシで済ませていたのですね~♪

また、歯みがき粉も作られていました!😮とは言っても、現代のような歯みがき粉ではなく砂を加工したもので磨いていたそうです👆

房楊枝や歯磨き粉もありましたが、現代と違い歯磨きに力を注いでいなかったため虫歯や歯周病の悪化が原因で亡くなってしまう方も多かったそうです…(´;ω;`)

~明治時代初期~

日本が開国し、文明開化によって西洋文化が広まった際にようやく現代のような歯ブラシが誕生しました🌟

英国の歯ブラシを見本にクジラのヒゲで持ち手(柄)を作り、馬の毛をブラシに使用した鯨楊枝と呼ばれる歯ブラシが日本で最初の歯ブラシです🤗

 

さらに歯磨き粉も輸入され、明治21年には資生堂から「福原衛生歯磨石鹸」が発売、明治29年にライオンから初めて国産の歯磨き粉「獅子印ライオン歯磨」が発売されました。この頃から日本人の歯に対する意識が大きく変わっていきました!

 

今のようなナイロン製のブラシがついた歯ブラシが普及され始めたのは昭和25年以降のことで、その頃から現代のように持ち手もプラスチック製となった歯ブラシが主流となりました🌟

いかがだったでしょうか❓今回は歯ブラシの歴史についてお話しました!今でこそ用途に合わせた歯ブラシがたくさんありますが、昔は木をかじっていたり動物の毛で磨いていたりと歯を磨くのに苦労していたことがよくわかりますね♪

皆様が歯ブラシを買うときは、昔と違い良い歯ブラシが豊富にありますので適当に選ぶのではなく、自分にあった歯ブラシを選んで使ってくださいね🌞

最後までお付き合いいただきありがとうございました🤗

 

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