乳歯の特徴
乳歯の特徴
乳歯は、生後8か月ごろからだんだんと生え始めます。乳歯は後から永久歯に生え変わるから…と軽く捉えられがちですが、とても重要な役割を担っています。
もし、乳歯が虫歯になって早期に失われてしまうと、栄養がきちんととれずに全身の成長に悪影響を及ぼしたり、顎やその周りの組織の発達にも影響したりする可能性があります。
乳歯が適切な状態で存在することで、永久歯の成長や噛み合わせの獲得がスムーズに進むようになります。
言葉の発達は5歳ごろに完成するといわれています。乳歯はこの時期に生えるため、言葉の発達に重要な役割を果たしています。
乳歯の色は白色または青白色です。後に生えてくる永久歯は、乳歯と違って黄白色になります。
大きさに関しては、前歯は永久歯より乳歯の方が小さいですが、奥歯は永久歯より乳歯の方が大きい部位もあります。この大きさの違いは正常に永久歯に生え変わるために重要なことです。詳しくは「奥歯の生え変わり」についてご覧ください。
小さい乳歯でもしっかり歯磨きをしないと虫歯になってしまいます。乳歯にできる虫歯にはさまざまな特徴があります。
乳歯の虫歯には、年齢に応じて発生しやすい部分があります。年齢に応じて注意しながら歯磨きをしていきましょう。
乳歯が虫歯になってしまうと、以下のようなことを引き起こす場合があります。まずは虫歯にならないように予防することが一番大事ですが、もし虫歯になってしまったら早めに歯科医院を受診しましょう。
矯正治療中は装置を装着するため、今まで以上に毎日丁寧な歯磨きが必要になります。装置の装着時には歯磨きの仕方の指導も行いますので、しっかり歯磨きをしてスムーズに矯正治療が進むようにしましょう!