鼻呼吸と口呼吸
こんにちは🌈しま歯ならび矯正歯科の歯科助手Sです🎵
今回は鼻呼吸の役割と口呼吸がもたらす影響についてお話していこうと思います💁🏼♀️
鼻で呼吸できていますか?
みなさん呼吸をするとき鼻でできていますか?呼吸は本来【鼻】でするものです👃🏼
呼吸をする際意識しているわけではないので、もしかすると気づかないうちに口呼吸をしていることもあるかもしれません👄
口呼吸の自覚がある方の割合は約20%と言われていますが、
専門家がみると約80%の方が口呼吸だそうです。
口を閉じているように見えても実は口呼吸をしている場合もあります。
口呼吸と鼻呼吸では大きく違いがあり、口呼吸はデメリットがあるので改善が必要です🙅🏼♀️💭
鼻呼吸の役割👃🏼
鼻は空気中の異物やウイルスを取り除き、外気を体に害の無いきれいな空気にして肺に送ってくれます🤗🔄️
また、外からの冷たく乾いた空気を加湿・加温して肺に送り込む役割もあります🌬️
鼻呼吸をし口を閉じることで口腔内に唾液が分泌され、自浄作用を促すことも可能です。
口を閉じている状態が習慣化されるといびきの防止にもつながります。
口呼吸によるさまざまな影響👄🚫
①風邪やウイルス感染をおこしやすい
口呼吸は空気中のウイルスや冷たい空気が直接肺に侵入することになります。
フィルターの役割をしている鼻を通らずに自由に出入りすることができるので
風邪をひいたりウイルス感染しやすくなります🤧🌀
②虫歯や歯周病、口臭など
口腔内が乾燥すると、お口の洗浄や抗菌の役割がある唾液の分泌量が減ってしまい
虫歯菌が繁殖したり歯周病、口臭にも影響がでます。
③就寝時
就寝時に口が開いていると、舌が喉の奥に落ち込んでしまい気道を狭くしたり塞いでしまうことがあります。
これがいびきや呼吸障害、睡眠時無呼吸症候群を引き起こす原因になることもあります。
④顔の見た目
口呼吸から鼻呼吸への改善方法🪄
①口周りの筋肉を鍛える
1番重要なのが口周りのトレーニングです。口を閉じる筋肉を口輪筋と言います。
当院でも行っているMFT(口腔筋機能療法)によるトレーニングでまずは正しい舌の位置を意識してもらい
口輪筋の力を鍛えることで口が閉じやすくなり鼻呼吸ができるようになります💪🏼💫
②矯正治療による改善
歯並びが原因で口を閉じるのが難しい場合など、口周りの筋肉のトレーニングと併用して矯正治療を
行うことで骨格的な問題が改善され鼻呼吸しやすくなります👅✨
また、小児矯正で使われる急速拡大装置は上顎の骨を少しづつ広げていき歯の生えてくるスペースの確保や、
骨格的に鼻呼吸しやすいようにする装置になります🐻(⚠骨の形成が完了するまでの時期に使う装置です)
矯正治療で骨格的に鼻呼吸を促すことも可能ですが、
まずは鼻呼吸しやすいように普段から口を閉じることを意識しトレーニングなども併用して
鼻呼吸を習慣化できるように心がけましょう🌿
最後までお読みいただきありがとうございました🐰🎶
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