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医療コラム

骨格に起因する受け口(下顎前突、反対咬合)や出っ歯(上顎前突)と遺伝|【公式】しま歯ならび矯正歯科|堺市西区鳳駅の矯正歯科

骨格に起因する受け口(下顎前突、反対咬合)や出っ歯(上顎前突)と遺伝

寝苦しい夜が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか?

しま歯ならび矯正歯科の島です。

 

またコロナウイルスの感染が拡大してきていますので外を歩くときはマスクが外せないので暑くてしょうがないですね。

夏も序盤なのですが、これからどんどん気温が上がってくるのかと考えると気を引き締めないと!という思いです。

 

さて、今日は「骨格に起因する受け口(下顎前突、反対咬合)や出っ歯(上顎前突)と遺伝」についてお話させて頂きます。

骨格に起因するものに限らずとも、お口の中の環境は「遺伝」に強い影響を受けます。ですのでお子さんは、お父さんお母さんや(隔世遺伝で)おじいさんおばあさんの歯ならびがガタガタだったり受け口、出っ歯だったりする場合、似たような問題を抱えてしまう場合が多いです。

しかし、歯ならびは遺伝のみの影響を受けるのではなく、「環境」の影響も強く受けます。

 

では「環境」とはどういうものなのか?

患者様それぞれに個性があるのでこれが原因である、と完全に同定できる場合も少ないのですが、例えば、頬杖をよく突く、アレルギー性鼻炎や鼻詰まりが原因で口呼吸の癖がついてしまっている、うつ伏せになって顔を決まった方向に向けて寝ている、片側だけでよく咀嚼をおこなっている等、挙げ始めるとキリがないのですがそういった「環境」の修正を矯正装置やM F T(口腔筋機能療法)で行っていくことも矯正歯科の仕事なのです。

 

歯ならびや顎の状態に「遺伝」が関与しているという話で教科書に載るくらい有名な話があります。昔、ヨーロッパ貴族で権勢を誇ったハプスブルグ(ハフスブルグ)家という一族がいました。その一族に特徴的に見られる状態として、顕著な受け口(骨格性の下顎前突)があり、遺伝的に多く見られることから「ハプスブルグの顎」と言われていました。

 

パンが無ければお菓子を食べればいいじゃないという発言(後世の創作という説もありますが)で有名な、マリーアントワネットもハプスブルグ家出身であり、やはり口腔内環境の遺伝が起こり、受け口であったと言われています。しかし、現在、彼女の残っている肖像画は下顎が小さく描かれているものが多いです。それは下顎を小さく描けば彼女が喜んだためそういった肖像画が多く残っているといわれています。マリーアントワネットは不幸にも最後は処刑という結末を迎えるのですが、処刑直前に民衆が描いた彼女の絵は下顎の前突が描かれています。

また別件ですが、マリーアントワネットは世間的には悪い為政者というイメージかもしれませんが、その場にいるだけで場が華やぐような人柄と魅力を備えた聡明な女性であったとも言われています。

もし、興味がある方はwikipediaで画像が見られますので一度見てみて下さい。

 

「遺伝」による骨格性の下顎前突や上顎前突は発育途中の早期段階から顕著に症状が見られる場合が多いです。また成長が進めば進むほど治療が難しく、長期化する傾向があります。

骨格性の下顎前突や上顎前突を特に処置を行わないまま、成人まで成長した場合は、外科的矯正治療を選択するしか方法がない場合も見受けられます。小児の段階で矯正治療や「環境」の修正をおこなっていけば外科的矯正治療以外の選択肢を取れるようになる可能性があります。

お子さんの歯ならびが気になった際は是非ご相談ください。

いつでもお待ちしております。

 

しま歯ならび矯正歯科

島和弘

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