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医療コラム

歯ならびと発音|【公式】しま歯ならび矯正歯科|堺市西区鳳駅の矯正歯科

歯ならびと発音

こんにちは、しま歯ならび矯正歯科です🦷 

少しずつ暖かくなってきて嬉しいですね🌸
新しい環境での生活のスタートに向けて準備される方も多いかと思います。新たな友人と出会って話す機会も増えるのではないでしょうか?
ということで、本日は「歯ならびと発音」についてお話しようと思います。

①言語の発達
言葉を理解したり話せるようになる成長の過程は、脳や周りの環境などが関わり合いながら発達するとても複雑なものであるため、個人差が大きいです。では、小児の言葉の発達の例を一緒に見てみましょう🚩

9-10か月:喃語(まだ言葉とは言えない意味のない声)を出すようになる。
1歳:1‐3語を言えるようになる。「おいで」など簡単な言葉を理解できるようになる。
2歳:2語文を話せるようになる。
3歳:ある程度の文章校正の会話が可能となる。

子どもの成長ってすごいですね( ゚Д゚)
こんな感じで小学校に入学する前までには流暢に言葉が話せるようになっています。

②発声のしくみ
肺から生み出された空気の流れが、のどを通過する際に複雑な調節を経て声を出すことが可能になります。この空気の流れに強く妨害を与えると子音、与えないと母音となります。では、妨害をしているのは何なのでしょうか?それは、歯や歯茎、唇、舌、上顎などを使用して、空気の流れに変化を与えているのです。

③歯ならびと関係のある発音
「あいうえお」以外の子音は、唇や舌、歯などを用いて息や声を妨げることによって発せられます。よって、歯ならびが乱れることによって発音にも影響が出る場合があります。具体的に見てみましょう(^^)

📣両唇音:「パ」の[p]など
上唇と下唇を使って発音します。
力を入れないと唇を閉じられないような歯ならびや噛み合わせで発音しづらい場合があります。出っ歯(上顎前突)や受け口(下顎前突)の症状が強い場合などです。
📣歯茎音:「タ」の[t]など
舌の先と歯茎を使って発音します。
前歯の歯ならびの位置異常があると発音しづらい場合があります。特に上の前歯が内側に入った歯ならび(舌側転位)がある場合は、発音障害が出やすいです。
📣摩擦・歯音:「サ」の[s]など
舌の先と前歯との間を閉鎖して発音します。
上の歯と下の歯が噛み合わせられない場合(開咬)や前歯の間の隙間が大きい場合に発音しづらい場合があります。

意外にも多くの発音が歯ならびと関係していることが分かりますね。
当院では、初診相談時に発音のチェックもさせていただいております。気になることがあれば遠慮なくご相談ください<(_ _)>

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