ワイヤーベンディングってなに？
こんにちは、しま歯ならび矯正歯科です🦷コロナも５類になって旅行もしやすくなりましたね🚘皆さんは夏休みはどこかにお出かけしましたか？ご来院の際には、楽しい夏の思い出を聞かせてくださいね♪
さて本日は、ワイヤー矯正をされている方の治療で登場する「ワイヤーベンディング」についてお話しようと思います。ワイヤー矯正をされている方も検討されている方もぜひご覧いただきたいです(^^)/
まず、ワイヤー矯正ってなに？というところからお話ししたいと思います。
ワイヤー矯正は、歯の表面にボタンのようなものであるブラケットを貼り付けて、そこにワイヤーを通すことで歯に力を加えて理想的な位置へ動かしていく一般的な矯正治療の方法です。このようにして使用する矯正装置をマルチブラケット装置といいます。
一般的には、ワイヤー矯正の初期では細いワイヤーを使い、治療が進むにつれて太いワイヤーに交換して歯を理想的な位置へ移動させます。月に１回のワイヤー矯正調整時には、細いワイヤーから太いワイヤーへ交換することが多いです。
だんだんワイヤー矯正治療が進んでいくと、細かい歯の移動のコントロールを行うことためにワイヤーを屈曲させることがありますが、このことをワイヤーベンディング（wire bending）といいます。ワイヤーを屈曲させることで、ワイヤーの長さを長くすることにより、より小さい力でたわみを起こさせることができます。
✦ワイヤーベンディングの例✦
ファーストオーダーベンド：
理想的な歯のアーチをつくるために、ワイヤーを頬や舌がある方向に曲げること。
セカンドオーダーベンド：
ワイヤーを垂直方向に曲げること。歯の生えている角度はそれぞれ異なっているため、その傾斜と垂直的位置を調整するために行う。
サードオーダーベンド：
歯につけたボタン（ブラケット）を支点として、根っこを動かして移動させるためにワイヤーへねじりを加えること。
クロージングループ：
前歯を後方へ移動させたり、歯と歯の隙間を閉じていく時にワイヤーへ付与するループのこと。
装着されているワイヤー１つ１つに歯を動かすいろいろな仕組みが組み込まれていることが分かりますね💡
その他、治療に関して聞いてみたいことなどありましたら遠慮なくご相談ください。ご来院お待ちしております<(_ _)>
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