マウスピース矯正の流れ
皆様こんにちは🦷
しま歯ならび矯正歯科の歯科助手Gです🌟
2025年、もうすでに2カ月が経過したことに驚きを隠せません🥶
また、今季一番の寒さに身体の芯から冷え切っております(´;ω;`)ウゥゥ
身体をなるべく冷やさないように自宅に居るときは常にもこもこソックスを履いて足先を守っています🤧
寒さも一段と増しているので防寒対策をしっかりとって体調を崩さないように気を付けましょう🔥
今回のコラムのテーマは”マウスピース矯正”です🌟
流れや装着後の過ごし方等色々お話していきます♪是非最後までお付き合いくださいね😊
第1章: マウスピース矯正とは?
1.1 マウスピース矯正の基本
マウスピース矯正は、透明なプラスチック製のマウスピースを使用して歯を少しずつ動かす矯正方法です。
これにより、歯ならびを改善するための治療が進行します!マウスピースは患者様一人一人の歯ならびに合わせてカスタマイズされ
3Dプリンターを使用して精密に作られます。このオーダーメイドのマウスピースは、見た目が透明で目立たないため、
治療中の外見が気になる方でも気軽に治療を受けることができます。
また、マウスピース矯正は歯に直接ワイヤーを取り付けることがないため治療中の不快感が少なく
日常生活に支障をきたすこともありません。治療は徐々に歯を動かすため、時間が経つにつれて違和感が軽減し
歯ならびが自然に整っていきます。さらに、マウスピースは食事や歯磨きの際に簡単に取り外すことができ、
食事制限や面倒な手入れも少なく、非常に便利です🌝
1.2 ワイヤー矯正との違い
ワイヤー矯正は、金属製のブラケットを歯の表面に取り付け、そこにワイヤーを通して歯を動かす方法です。
ワイヤーは定期的に調整されて歯の位置を少しずつ変えていきます😁
この方法は長期間使用する必要があり、歯がしっかりと動くため、複雑な歯ならびやかみ合わせを改善する際には効果的です。
しかし、金属のブラケットやワイヤーが目立つため、見た目に抵抗を感じる方も多いです🙁
また、ブラケットの間に食べ物が詰まりやすく、口腔衛生の管理が難しくなることもあります。
マウスピース矯正は、自己管理が重要で、1日に20時間以上装着する必要がありますが、食事や歯磨きの際に外せるという
利便性があるため、患者のライフスタイルに合わせやすいという特徴もあります。
特に仕事や学校での見た目を気にする方にとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
✍ワイヤー矯正についてはこちらのコラムをご覧ください↓
ワイヤー矯正の流れ|【公式】しま歯ならび矯正歯科|堺市西区鳳駅の矯正歯科
このように、マウスピース矯正とワイヤー矯正は、それぞれに異なるメリットとデメリットがあり、
患者さまの歯ならびの状態や治療の目的に応じて最適な方法を選択することが大切です🙋
1.3 対象となる歯ならび
マウスピース矯正は、軽度から中程度の歯ならびを改善するのは得意とされています。
重度の不正咬合や、歯を大きく動かす必要がある場合には、ワイヤー矯正を選ぶことが推奨されることもあります。
また、どうしてもマウスピースでの矯正を希望される場合は、ワイヤーと併用して治療を進める場合もあります🐰
第2章: マウスピース矯正の準備と初診
2.1 初診とカウンセリング
マウスピース矯正を開始する前に、歯科医師とのカウンセリングが行われます。この段階では歯ならびや咬み合わせを確認し
治療が可能かどうかを判断します。患者様の希望やライフスタイルに合わせて、最適な治療計画が立てられます✏
歯科医師とのカウンセリングでは、以下の点が重要です:
- 現在の歯並びの状態と治療の必要性
- 治療方法や期間の予測
- 料金体系と支払い方法
- 治療に伴うリスクや注意点
カウンセリングは、患者と歯科医師との信頼関係を築くために非常に重要な工程です。
患者様がどのような結果を望んでいるのか、治療中にどんな不安を感じる可能性があるかを共有することで
よりスムーズな治療が可能となります🐰
2.2 精密検査
治療前に、精密検査を実施します。この検査では、歯型取り(口腔内スキャン)、X線撮影、歯ならびの写真撮影
さらには顎の動きやかみ合わせの確認が行われます。これにより、患者様の歯ならびがどのように動くのか
治療計画を立てるためのデータが収集されます。
最近では、従来の型取りではなく、口腔内スキャナーを使用して精密なデータを取ることが増えています。
これにより、型取り時の不快感が減り、より正確な3Dデータをもとに治療計画を立てることが可能になります😳
2.3 治療計画の提案
治療計画には、どのように歯を動かすか、期間、費用、などが含まれます。
当院ではデジタル模型を用いた治療計画のシミュレーションを患者様と一緒にご確認していただいて、
ご納得していただいた治療計画を発注にかけてマウスピースが作成されます🤓
治療の具体的な流れや予想される結果についてはしっかりと説明をいたしますのでご不明点等あればその都度ご相談くださいね♪
第3章: マウスピース矯正の進行
3.1 マウスピースの作成
マウスピース矯正を始めるためには、まず詳細な治療計画を立てることが必要です。
この計画は、患者様の歯ならびやかみ合わせの状態を詳しく分析し、どのように歯を動かすかを考慮して作成されます。
治療計画が決定した後、次に進むのが歯の型取りです。
最近ではデジタル技術が進歩し、3Dスキャナーを使用してより精密な型取りを行うことが可能となりました🌟
その後、これらのデータを基に、3Dプリンターを活用して患者様専用のマウスピースが作られます。
3Dプリンターは非常に精密で、歯の微細な動きに合わせてマウスピースを作ることができるため
より効率的で精度の高い治療が可能になります。こうして作られたマウスピースは、患者一人一人に合ったオーダーメイドのものです😽
3.2 マウスピースの装着
マウスピースの装着は、初期の段階では少し不快感を感じることがありますが、これも歯が動き始める証拠です。
装着する時間は非常に重要で、1日に最低20時間から22時間の着用が推奨されています😌
日常生活の中では食事の時間や歯磨きの時間以外は常にマウスピースを装着しておくことが求められます🙋
毎日決まった時間にマウスピースを交換し、歯の動きに合わせて少しずつ形を変えていくことになります。
最初のうちは、慣れるまでに少し時間がかかるかもしれませんが、時間が経つにつれて違和感は軽減されることがほとんどです😁
3.3 矯正の進行状況の確認
マウスピース矯正は、定期的な通院によって進行状況をチェックすることが非常に重要です。
歯が適切に動いているかを確認し、必要に応じて新たなマウスピースを作成します。
また、歯ならびや咬み合わせが治療計画通りに改善されているかを評価し、場合によっては調整を行います。
治療の進行状況を把握することで、患者様と歯科医師が一緒に最適な治療を継続できるようにサポートします🔥
第4章: 治療中の注意点とケア
4.1 マウスピースの取り扱い
マウスピースは精密に作られているため取り扱いには十分な注意が必要です😵
外す際には、強く引っ張ったり、無理に扱うことは避けるようにしましょう!
最近では”マウスピースリムーバー”というマウスピースを外す専用のフックも販売されているので
そちらを用いて外すことをオススメしています🌟
外した後は必ず清潔なケースに保管し、紛失破損をしないように注意してください😫
紛失破損の場合は新しいマウスピースが到着するまでに時間がかかり治療期間の延長に繋がりかねません😅
また、食事中や飲み物(ジュース)を摂取する際は必ず外すようにし、食べ物がマウスピースに付着しないように心掛けましょう!
4.2 清掃方法
食事後やマウスピースを外した後には、まず水で軽くすすいでおきましょう。
さらに、中性洗剤や専用のマウスピース洗浄剤を使用して洗浄することでマウスピースの表面に残った食べかすや細菌を除去できます!
また、食事後マウスピースを装着する前に歯の清掃も欠かさず行う必要があります😁
歯磨きが不十分だと、口内環境が悪化し歯の健康に悪影響を与える可能性があります😵
マウスピース矯正中は、歯の清潔を保つことも治療をスムーズに進めるために重要な要素となります👆
4.3 痛みや違和感について
マウスピース矯正の初期段階では、歯が動き始めることによって軽い痛みや違和感を感じることがありますが
これは矯正が進行している証拠です。痛みや違和感は通常数日以内に収まりますが、もし痛みが強く続く場合には
歯科医師に相談することをおすすめします👦
第5章: 治療終了後とその後のケア
5.1 治療の完了
治療が終了し、歯ならびが理想的な状態に整った後も、何もしていないと歯が元の状態に戻ってきてしまいます(後戻り)
せっかく綺麗になった歯ならびが元の位置に戻らないようにするためにはリテーナー(保定装置)の使用が必須となります🌞
リテーナーは、マウスピースと同じく透明ですが、材質は少し硬めで、歯が元の位置に戻らないようにする役割を果たしてくれます👍
リテーナーは通常、最初は22時間ほど装着することが推奨されていますが、半年ほど経過した後は徐々に使用時間を減らしていきます!
5.2 その後のフォローアップ
治療後も、定期的に通院していただくことをオススメしています🌟
治療後は、歯が安定しているかどうかや、リテーナーの使用状況を確認するだけでなく当院では歯のお掃除も行っています🦷
特に治療終了後の最初の半年間は、後戻りが起きやすいため、リテーナーをしっかりと装着するようにしましょう😸
最初の数ヶ月は、リテーナーを日中と夜間の両方で使用し、その後は夜間のみの使用に切り替えることが多いです。
このように、治療後も徐々に装着時間を減らしていくことで、歯ならびが安定し、きれいな歯ならびを持続させていきます!
第6章: マウスピース矯正のメリットとデメリット
6.1 メリット
- 目立たない: 透明なマウスピースは、ワイヤー矯正と比べて非常に目立たず、周囲に気づかれにくいため、見た目が気になる方には最適です。
- 取り外し可能: 食事や歯磨きの際にマウスピースを外せるため、衛生面での不安が少なく、快適に過ごせます。また、食事中に不便を感じることもありません。
- 痛みが少ない: マウスピース矯正は、ワイヤー矯正に比べて痛みが少ないとされており、治療中の不快感が軽減されます。
6.2 デメリット
- 自己管理が必要: マウスピースは毎日20時間以上装着しなければならないため、自己管理が必要です。装着時間を守らないと、治療期間が長くなることがあります。
- 適用できない症例もある: 複雑な歯ならびやかみ合わせの問題がある場合、ワイヤー矯正の方をオススメさせて頂いたり、ワイヤーとマウスピースを併用して治療を進めることもあります。
- 治療期間が長くなる可能性: マウスピース矯正は自己管理が重要なため、患者様ご自身で装着時間を守らないと治療期間が長引くことがあります。また、定期的な通院と適切なフォローアップが必要です。
まとめ
マウスピース矯正は、見た目に気を使う方でも治療中の外見を気にすることなく生活ができる点が大きなメリットです。
加えて、食事や歯磨きの際には簡単に取り外せるため、ワイヤーと比べると衛生面での不安も少なく
日常生活に支障をきたすことなく矯正が進められます😃
治療を受ける際には、ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いを理解し、信頼できる歯科医師としっかりと相談することが大切です🌝
自分に最適な治療方法を選ぶためには、どちらの方法が自分の歯ならびやライフスタイルに合っているかを考慮する必要があります
それぞれの矯正方法の特徴を把握し、自分に最も適した方法を選ぶことが、治療の成功に繋がるでしょう😁