過剰歯ってなに❓
皆様こんにちは!しま歯ならび矯正歯科の歯科助手Gです😊
かなり暑い日が続いておりますが皆様体調は大丈夫でしょうか??蝉の声も聴いているだけでより暑さを感じさせてきますね💦
無理はせずにしっかりと暑さ対策をして今年の夏も乗り切りましょう🔥
さて今回はあまり聞きなじみのない過剰歯をテーマにお話していこうかと思います!😃
よければ最後までお付き合いくださいね(^^♪
過剰歯とは...小児の正常な歯の本数20本、成人の正常な歯の本数が28本(親知らずを含めると32本)を超えて生えてきた歯のことを言います。日本では30~40人に1人の割合で発生し、特に男性に多いと言われています。また過剰歯ができる原因もはっきりとわかっておりません。過剰歯は上顎前歯部によく見られ、その多くは顎の中に埋まったまま生えてこないことがほとんどです。なのでレントゲンを撮って初めて過剰歯があると判明する方もしばしば見受けられます😯
「他の人より歯が1本多くてラッキーじゃん☆」と思われるかもしれませんが、実は過剰歯は放置しておくと永久歯に様々な悪影響を及ぼします😨
まず1点目は歯ならび、噛み合わせが乱れる恐れがあることです。過剰歯が邪魔となり永久歯がまっすぐ生えるのを阻害する可能性があります。
2点目は永久歯の歯根を溶かしてしまう恐れがあることです。過剰歯のある場所がよくないと永久歯の根っこ(歯根)を溶かしてしまうことがあり、歯根が溶けてしまうと根の内側にある神経も傷つき死んでしまう可能性も…。神経が死んでしまうと歯が抜けやすくなってしまいます。
3点目は嚢胞ができる恐れがあること。嚢胞(のうほう)とは膿のかたまりのことで過剰歯を囲むようにこの嚢胞ができることがあります。嚢胞がおおきくなってくると永久歯の歯根を溶かしてしまうことも😵
4点目は細菌感染の恐れがでてくること。仮に虫歯となって神経が死んでしまった歯の根元に過剰歯が埋まっていたりすると、過剰歯にも感染がおこり、強い痛みが出たり腫れあがったりすることがあります。
と、このように過剰歯を放置しておくと将来的によくない問題に繋がっていきます。
また、過剰歯にも生え方や生える位置でいくつか種類があり
①正中過剰歯・・・もっとも多くみられるもので、上顎の前歯の間や裏側からでてくる過剰歯のこと
②順正過剰歯・・・正常な歯と同じく口の内側に向かって変えてくる過剰歯のこと
③逆性過剰歯・・・正常な歯とは逆向きに口の内側から遠ざかるように生えてくる過剰歯のこと
④水平埋伏歯・・・真横を向いて埋まっている過剰歯のこと
上記の4つに分類されます!
一般的には見つけた時点ですぐに抜歯をすることが多いのですが生え方によっては完全に生え切ってから抜歯をするなど一時的に様子を見ることもあります。
ですので、歯医者さんでの定期的な検診が過剰歯がある方は特に必要不可欠となります🤓
いかがでしょうか!今回は過剰歯についてお話させていただきました🌝
長年歯医者に行かれてない方、定期検診は歯のお掃除だけでなくこういった過剰歯の問題であったりお口の中のいろいろな問題が判明したりします🤧
取り返しがつかなくなってしまう前に受診しましょう🌼
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