お悩み別(症状別)
お悩み別(症状別)
上顎前突(出っ歯)とは、上顎の前歯が下顎の前歯と比べて前方に突出している状態のことをいいます。上の歯が前方に傾斜して生えていたり、下の歯全体が後ろに位置したりすることでも相対的に上の歯が出ているように見えます。
通常の噛み合わせは、上の前歯が下の前歯に被さっている状態です。下顎前突(受け口、反対咬合)とは、通常と逆の噛み合わせで下の前歯が上の前歯に被さって噛み合う状態です。
開咬とは、奥歯が噛み合っていても上下の前歯が噛み合わず、しっかり噛んだ状態でも上下の前歯に隙間があいてしまう状態のことです。
発音しにくい、前歯でものを咬み切りにくいといった問題を生じます。舌の癖や指をしゃぶる癖が原因で起こることもあります。
叢生とは、歯が重なり合って生えているために歯がガタガタにならんでいる状態のことです。八重歯や乱杭歯(らんくいば)も叢生の一種です。
通常、噛み合わせると上の前歯が下の前歯に2-3mm被さっている状態です。過蓋咬合とは、噛み合わせが深いために上の歯によって下の歯の大部分が隠れてしまう状態のことをいいます。笑った時に、上顎の歯肉がたくさん露出するガミースマイルとなることが多い咬み合わせです。
空隙歯列とは、歯と歯の間に隙間ができている状態のことをいいます。これは顎の骨の大きさに対して歯が小さく生えてしまうことが原因です。隙間から息漏れが生じるのでサ行・タ行・ラ行の発音が悪くなります。