開咬(かいこう)ってなに?
皆様こんにちは!しま歯ならび矯正歯科の歯科助手Gです🌟
冷え込む季節がやって参りましたね🤧皆様いかがお過ごしでしょうか?
暑がりの私にとって冬は1番大好きな季節でこたつに入りながら鍋を堪能するのが毎年の楽しみとなっています(笑)
また、今年夏に初めてサウナに入ってからはサウナにすっかりはまってしまい(暑がりなのに)結構な頻度で整いに行ってます🌝冬はより一層ぽかぽかできるのでまだかまだかと楽しみにしておりました!
楽しみがいっぱいの冬、体調を崩さないようにたくさん楽しみましょう(‘ω’)
さて今回のテーマは、当院の患者さまでもよくみられる”開咬(かいこう)”について詳しくお話していきます♪
是非最後までお付き合いください🤓
開咬(かいこう)とは
通常奥歯でカチッと噛んだ時前歯部も隙間がなく閉じていますが、開咬は奥歯でカチッと噛んだ時前歯部に隙間ができて前歯部だけ噛めていない状態の事を言います。開咬を別名“オープンバイト”と呼びます🦷
開咬は前歯部で食べ物を噛み切ることができないため、なかにはラーメンなどの麺類を噛み切るときに舌を使うという方もいるそうです👅🍜
食べ物をしっかり噛むことが難しいので本人はよく噛んでいるつもりでも実際はそんなに噛めていないまま飲み込んでしまい胃や腸に負担をかけていることもあります😿
さらに常に口がぽかんと開いている状態になるため無意識で口呼吸をしていることが多くその結果口腔内が乾燥し、口臭がでたり虫歯になりやすくなるなどの原因に…🥶
また、上下の歯に隙間ができるとそこから空気が漏れ出して特定の音が出しにくくなるなど、発音や滑舌に問題がでることがあります。
ではなぜ開咬になってしまうのか、次は開咬になる原因についてお話していきます。
開咬になる原因
小児期に発生する開咬でよくみられる原因は、指しゃぶりと舌突出癖といわれる舌癖です。
指しゃぶりは前回の医療コラムで詳しく掲載中です。下記リンクからご覧ください↓
《リンク貼る》
舌突出癖とは唾を飲み込むときに舌を上下前歯の間に挟んで飲み込んでしまうことを言います👆
それだけで上下前歯に隙間ができるの?と思われる方もいるかもしれません。もちろん1回や2回で隙間が出来てくるわけではなく、何10回、何100回と癖づいてやってしまうと隙間が徐々に開いてくるのです。
またその癖が成人になるまで抜けていないと隙間の分量もより大きく開咬の状態もより重篤になってしまいます😬
前述では前歯部のみの開咬についてお話していますが、舌を押し込む箇所や指しゃぶりで指をいれている個所によっては開咬になる場所は異なってきます👶👈
小児の段階で開咬になっている場合は指しゃぶりや舌癖を早めに解除し、正しい舌の位置を癖づけてあげることで自然と歯並びがもとに戻ることが多く矯正が必要にならずに済む場合も多いのですが、成人まで舌癖をそのままにしていると何10年と癖づいた舌癖を解除することは非常に困難となり、たとえ矯正をして歯並びを整えたとしても舌癖が残っている場合は1~2mmほど隙間が残ってしまう事が多くみられます😱
また、昔まで噛めていたのに最近になって噛めなくなったなんてこともあります。それは顎関節頭の変形がおこり下顎枝が短くなることで奥歯しか当たらなくなることが原因になっている可能性が高いです👓
開咬の治療法
治療法としては、ワイヤーやマウスピース型矯正装置で矯正をするのが一般的です👆
またその治療に加えてMFT(口腔筋機能療法)とよばれる舌を正しい位置につけたり舌の筋力をきたえたりするトレーニングを平行して行うことが重要となります。
常に舌を正しい位置につけられている人にとっては簡単なトレーニングなのですが、舌の筋力が弱い人ほどかなり難しいトレーニングになります👅
MFTについてはコチラの医療コラムに詳しく掲載中です↓
MFTってなに?|【公式】しま歯ならび矯正歯科|堺市西区鳳駅の矯正歯科 (shima-ortho-clinic.com)
当院の患者さまもMFTを頑張ってくださっている方が多く、日に日に舌の筋力がついてきているのがスタッフは何よりうれしいです😊
また、骨格的な開咬により一般的な矯正だけで開咬が改善しない場合は外科と連携して矯正を薦めていく場合がございます。
こちらは”顎変形症”と診断され保険適応の矯正治療が可能になることがございますので気になる方は歯科医師にご相談くださいね🌝
※当院では外科矯正を行っておりません。
いかがでしょうか!今回は”開咬(かいこう)”についてお話していきました。少しでも気になる方は当院までご相談下さいね🌸
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【公式】しま歯ならび矯正歯科|堺市の矯正歯科 (shima-ortho-clinic.com)
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