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医療コラム

大人の矯正?子供の矯正?何が違うの?|【公式】しま歯ならび矯正歯科|堺市西区鳳駅の矯正歯科

大人の矯正?子供の矯正?何が違うの?

吐く息は白く、立ち登る湯気に朝日が透けて風情がある季節になりました。院長の島です。

漫才頂上決戦 M1決勝の季節ですね。

大ファンである真空ジェシカ(人力舎)が決勝に駒を進めたので喜びもひとしおです。同じく応援しているケビンス(吉本興行東京)は非常に残念でしたが敗者復活戦でTVでネタを観れるのを楽しみにしています。

 

さて、この度は「大人の矯正?子供の矯正?何が違うの?」をテーマにお話していこうかと思います。

 

①では「顎骨の成長のコントロール」についてお話させて頂きます。

大人の矯正と子供の矯正で最も差がある部分はやはり「成長があるかないか」でしょう。

 

大人は成長が終わっているため、噛み合わせを整える時(外科的手術を除けば)、「歯の移動のみ」で行う必要があります。

 

それに対して、子供は体も顎もまだまだ成長途中であるため、噛み合わせを整えるのに、「歯の移動と顎骨の成長コントロール」を行うことができます。

例えば出っ歯さんで上顎の前歯を下げるだけで綺麗に出っ歯が修正できない場合は、上顎骨の成長を抑制したり、下顎骨の成長を促進させたりする事も可能になります(患者さんの状態にもよります)。

 

他にも、本来は上顎の歯ならびが下顎の歯ならびよりも外側(頬側)にあるのが一般的なのですが、噛み合わせの影響で下顎が片方に偏って下顎の歯ならびが外側にある場合(反対咬合)、下顎骨の成長に前後差や、左右差が出て下顎が曲がったように見えてしまう場合があります。こういった「顎骨の成長を阻害する因子を排除する」こともまた、「成長のコントロール」です。

 

一方、骨の成長終了した大人で、顎の位置が骨格的に前後左右にズレていたりする場合は、骨格のズレに合わせて歯を傾けることで、噛み合わせを整えてます(Compensatio:補償)。この事を「カムフラージュ治療」と呼んだりもします。

カムフラージュ治療は治療自体の難易度も上がりますし、骨格のズレが大きい場合は、歯に負担がかかる角度に傾けてならべざるを得ない場合もあります。ズレが大きすぎる場合は歯の移動のみでの治療が不可能になる場合もあります。

 

子供の矯正で、顎骨の成長のコントロールができるということは、大人の矯正にはない大きなメリットです。歯は顎骨の範囲内でしか動くことが出来ないため、顎の位置を理想的な位置へ成長誘導することで、歯を理想的な位置にならべるチャンスを作り出すことができます。

 

もちろん子供であったとしても、顎骨の成長コントロールも限度がありますし、年齢や個人の状態の差で、完全にコントロール出来るわけではありません。しかし、当院ではチャレンジする価値は大きいと考えています。

 

もしお子さんやご自身の顎の位置や歯ならびが気になった時は、いつでも相談にいらっしゃって下さい。

しま歯ならび矯正歯科ではいつでも無料相談にいらっしゃる患者さんをお待ちしております。

 

 

しま歯ならび矯正歯科 島和弘

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