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医療コラム

唾液について|【公式】しま歯ならび矯正歯科|堺市西区鳳駅の矯正歯科

唾液について

皆様こんにちは!しま歯ならび矯正歯科の歯科助手Gです🌟

暑かった夏ももう終わり、すっかり秋模様になってまいりましたね🍁

秋が大好きな私ですが、そろそろ花粉と戦わなければならない時期が近づいてきたかと思うと…(´;ω;`)

今はまだ気温が高く暑く感じるかと思いますが、じわじわとやってくる寒さに備えて体調を整えていきましょう!

 

さて今回は、皆様のお口から出ている「唾液」について詳しくお話していきます♪

唾液とは、唾液腺から口腔内に分泌される分泌液のことで水・電解質・粘液・多くの種類の酵素からできています!

ヒトでは、正常なら1日に1~1.5リットル程度分泌されます。

                      ちなみに牛は1日に約100リットルの唾液を分泌するみたいです😯

 

そんな唾液ですがどんな働きをするかご存じですか??次は唾液の働きについてお話していきます🧐

唾液の働きは主に7つ働きがあります!

①消化作用

②洗浄作用

③殺菌・抗菌作用

④口腔粘膜の保護作用

⑤緩衝作用

⑥再石灰化作用

⑦排出作用                 この7つです!

 

まず①から解説していきます

「消化作用」と聞いて思いつくのは胃や腸ではないでしょうか?実は唾液も胃や腸と同じ役割を果たしています。

唾液の中にはβアミラーゼと呼ばれる酵素成分があり、でんぷんを分解してくれる消化液の一種が入っています🤤

ご飯を食べるとき「よく噛んで食べたほうがいい」と聞いたことはありませんか?もちろん食べ物が喉につまらないようにといった理由もありますが、噛めば噛むほど唾液がでて食べ物の消化を手伝ってくれるので消化時の胃腸の負担を軽減することができるといった理由もあります◎

※炭水化物しか消化はできない

次に②です。その名の通り、歯の表面についた食べかすなどを洗い流してくれます

次に③です。唾液にはリゾチームやラクトフェリンといった抗菌作用のある成分が含まれており、外部から侵入した細菌を体の中にいれない効果があります◎

次に④です。口の中は硬い歯(硬組織)と柔らかい舌、頬、唇(軟組織)とでできています。「歯」は体の中で最も硬く、柔らかい舌、頬、唇はとても傷付きやすくなっています。そこで唾液は柔らかい部分を傷付きにくくしてくれる潤滑剤の役割をしてくれます🌟

唾液がなかったらと思うとゾッとしますね…🥶

次に⑤です。緩衝作用=お口の中を中性にする働きのこと。

虫歯はミュータンス菌という細菌が餌とする糖分をたべて酸を作り、その酸によって歯が溶けてしまった状態のことをいいます。(=お口の中が酸性傾向)

唾液には、酸性に傾いたお口を中性に戻す作用があります◎つまり、唾液がたくさん出る人ほど虫歯になりにくいお口の環境をしているといえます👓

次に⑥です。もし虫歯になってしまった場合は治療をしないと治ることはありません。ですが、虫歯に至る一歩手前の状態であれば、唾液に含まれているカルシウムやリン酸が元の状態に戻そうとしてくれます◎(=再石灰化)

最後の⑦です。異物などがお口に入ったとき唾液はその異物にまとわりついて外に排出しやすくする作用があります◎

 

以上が唾液の主な役割になります!唾液がどれほど私たちに影響を与えているか知っていただけたかと思います😛

たくさん唾液を出して健康な歯を保ちましょう🌟

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました🤗

 

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