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医療コラム

受け口はなぜなるの(・・?|【公式】しま歯ならび矯正歯科|堺市西区鳳駅の矯正歯科

受け口はなぜなるの(・・?

皆様こんにちは! しま歯ならび矯正歯科です🦷

2026年を迎えてすでに2カ月が過ぎました。早すぎてびっくりします(>_<)

まだまだ寒い日が続きますね。早く春になって欲しいです🌸

体調管理に気を付けて頑張りましょう💪

さて今回は、「受け口はなぜなるの?」についてお話していきます!

是非ご覧ください🙇

 

受け口はなぜなるの?

「受け口(反対咬合)」は、下の歯や下あごが上の歯・上あごよりも前に出ている噛み合わせの状態を指します。見た目の問題だけでなく、噛む・話す・成長発育など、さまざまな面に影響を及ぼすことがあるため、早期から正しい知識を持っておくことが大切です。

本記事では**「受け口の原因」「受け口の種類」「気を付けておくこと」「受け口を直すには」「矯正」**というキーワードを軸に、受け口がなぜ起こるのか、どのようなタイプがあり、どんな治療法があるのかを詳しく解説します。お子さまを持つ保護者の方から、大人になってから噛み合わせが気になってきた方まで、幅広く参考にしていただける内容です。


章リスト

  1. 受け口(反対咬合)とは何か

  2. 受け口の原因

  3. 受け口の種類

  4. 受け口で気を付けておくこと

  5. 受け口を直すには

  6. 受け口の矯正治療とは

  7. 子どもの受け口と成長発育の関係

  8. 大人の受け口矯正の特徴と注意点

  9. よくある質問(Q&A)

  10. まとめ:受け口は早期理解と適切な矯正が大切


第1章:受け口(反対咬合)とは何か

通常の噛み合わせでは、上の前歯が下の前歯を少し覆うような形になります。しかし受け口の場合、この関係が逆転し、下の前歯が上の前歯より前に出ている状態になります。専門的には「反対咬合(はんたいこうごう)」と呼ばれ、不正咬合の一種に分類されます。

受け口は、前歯だけが反対になっている軽度のものから、奥歯を含めて全体的に逆になっている重度のものまで幅があります。見た目だけで判断されがちですが、実際には噛む力のバランスや顎関節、発音などにも影響を与えることがあるため、歯科的には重要な噛み合わせの問題です。


第2章:受け口の原因

受け口(反対咬合)は、ひとつの原因だけで起こるわけではなく、複数の要因が重なって生じることが多い噛み合わせです。ここでは、受け口の原因をより詳しく解説します。

1. 遺伝的な要因(骨格の影響)

受け口の原因として最も大きな割合を占めるのが遺伝的要因です。上あごが小さい、下あごが大きい、あるいはその両方の特徴を持っている場合、噛み合わせが反対になりやすくなります。これらの骨格的特徴は、両親や祖父母などから受け継がれることがあり、「家族に受け口の人がいる」というケースは決して珍しくありません。

特に骨格性の受け口は、歯が生えそろう前の段階から兆候が見られることもあり、成長とともに下あごの前方成長が強く出ることで、徐々に受け口がはっきりしてきます。

2. 上あごと下あごの成長バランスの乱れ

子どものあごは成長期に大きく変化します。本来、上あごと下あごはバランスよく成長することで、正しい噛み合わせが形成されます。しかし、

  • 上あごの成長が不足している

  • 下あごの成長が過剰に進んでいる といった状態が起こると、結果として受け口になることがあります。

特に下あごは思春期にかけて急激に成長するため、幼少期には目立たなかった受け口が、成長とともに顕著になるケースも少なくありません。

3. 口腔習癖(癖)による影響

日常生活の中で無意識に行っている癖も、受け口の原因になります。代表的なものには以下があります。

  • 舌を前に突き出す癖(舌突出癖)

  • 下あごを前に出して噛む癖

  • 口呼吸

  • 頬杖をつく習慣

これらの癖が長期間続くと、歯やあごに不自然な力がかかり、噛み合わせのズレを引き起こします。特に舌の力は想像以上に強く、毎日の積み重ねによって歯並びや噛み合わせに大きな影響を与えます。

4. 乳歯のトラブル(虫歯・早期喪失)

乳歯は永久歯が正しい位置に生えるための「ガイド」の役割を果たしています。しかし、虫歯や外傷などで乳歯を早く失ってしまうと、周囲の歯が動き、噛み合わせのバランスが崩れることがあります。その結果、永久歯が生えそろったときに受け口になるケースもあります。

5. 噛み合わせのズレを放置した影響

軽度の噛み合わせのズレを放置したまま成長すると、無意識に噛みやすい位置へ下あごをずらして噛むようになり、それが習慣化して受け口につながることもあります。


第3章:受け口の種類

受け口は一見同じように見えても、原因や状態によっていくつかのタイプに分けられます。種類を正しく理解することは、適切な治療方法を選ぶうえでとても重要です。

1. 歯性の受け口(歯並びが原因)

歯性の受け口は、歯の生える位置や傾きが原因で起こるタイプです。骨格自体には大きな問題がなく、

  • 上の前歯が内側に倒れている

  • 下の前歯が外側に傾いている といった状態によって、前歯の噛み合わせが逆になっています。

このタイプの受け口は、矯正治療のみで改善できる可能性が高いのが特徴です。比較的治療期間も短く、成長期・成人どちらでも対応しやすいケースが多いとされています。

2. 骨格性の受け口(あごの骨が原因)

骨格性の受け口は、上あごと下あごの大きさや位置関係そのものに問題があるタイプです。具体的には、

  • 上あごの成長不足

  • 下あごの過成長

  • 上下あごの前後的なズレ などが挙げられます。

成長期のお子さまの場合は、あごの成長をコントロールする矯正装置を使うことで、将来的な重症化を防げることがあります。一方、大人の場合は骨の成長が完了しているため、症状によっては外科的矯正治療を検討することもあります。

3. 機能性の受け口(噛み方・使い方が原因)

機能性の受け口は、噛むときの癖や顎の使い方によって起こるタイプです。本来の噛み合わせ自体は大きくずれていなくても、

  • 噛みやすい位置に下あごを前に出してしまう

  • 奥歯がうまく噛み合っていない といった理由から、反対咬合の状態になっていることがあります。

このタイプは、比較的早期に発見できれば、正しい噛み方の指導や簡単な矯正治療で改善する可能性があります。

4. 混合型の受け口

実際の臨床では、歯性・骨格性・機能性が複合しているケースも少なくありません。そのため、見た目だけで判断せず、精密な検査を行ったうえで原因を見極めることが重要です。

第4章:受け口で気を付けておくこと

1. 見た目だけで判断しない

「見た目がそこまで気にならないから大丈夫」と思っていても、噛み合わせに問題が隠れていることがあります。将来的に顎関節症や歯のすり減りにつながる可能性もあります。

2. 成長期を見逃さない

子どもの受け口は、成長期が最大の治療チャンスです。適切な時期に矯正を始めることで、将来的な大掛かりな治療を避けられることがあります。

3. 癖の改善

舌癖や口呼吸などは、矯正治療と並行して改善することが重要です。癖が残ったままだと、治療後の後戻りの原因になります。


第5章:受け口を直すには

受け口を直す方法は、年齢や原因、症状の程度によって異なります。

1. 経過観察

軽度で、成長によって自然に改善する可能性がある場合は、定期的に経過を観察することもあります。

2. 矯正治療

もっとも一般的な方法が矯正治療です。歯並びや顎の位置をコントロールし、正しい噛み合わせへ導きます。

3. 外科的治療(必要な場合)

骨格性の受け口が重度の場合、矯正治療と外科手術を組み合わせた治療が選択されることもあります。


第6章:受け口の矯正治療とは

受け口の矯正には、ワイヤー矯正、マウスピース矯正、顎の成長を利用した装置など、さまざまな方法があります。

子どもの矯正

成長を利用して上あごの発育を促したり、下あごの前方成長を抑えたりする治療が可能です。比較的負担が少なく、将来の骨格的問題を軽減できます。

大人の矯正

成長が終わっているため、歯の移動が中心になります。見た目や機能の改善を目的とし、治療計画が立てられます。

 

第7章:子どもの受け口と成長発育の関係

子どもの受け口は、成長発育と非常に深く関係しています。大人の受け口とは考え方や治療のタイミングが大きく異なるため、年齢ごとの特徴を理解しておくことが重要です。

1. 乳歯列期(おおよそ3〜6歳)の受け口

乳歯が生えそろうこの時期は、受け口の「兆候」が見られることがあります。ただし、すべてが問題になるわけではなく、

  • 一時的な噛み合わせのズレ

  • 噛み方の癖による反対咬合 であれば、成長とともに自然に改善するケースもあります。

一方で、骨格的な要因が強い場合や、下あごを前に出す癖が明らかな場合は、早期からの経過観察や簡単な介入が将来の治療を大きく左右します。

2. 混合歯列期(6〜12歳)の重要性

乳歯と永久歯が混在する混合歯列期は、受け口治療において最も重要な時期といえます。この時期は上あごの成長を促しやすく、

  • 上あごの幅を広げる治療

  • 下あごの前方成長をコントロールする装置 などを用いることで、将来的な骨格性受け口を軽減できる可能性があります。

また、この時期に舌癖・口呼吸などの習癖改善を並行して行うことで、治療効果の安定にもつながります。

3. 永久歯列期(12歳以降)の対応

永久歯が生えそろう頃になると、あごの成長は次第に落ち着いてきます。この段階では、歯並びの矯正が治療の中心となり、骨格的な問題が強い場合は、将来の外科的矯正を視野に入れた長期的な計画が必要になることもあります。

4. 子どもの受け口治療で大切なポイント

  • 「様子見」で終わらせず、定期的に専門家のチェックを受ける

  • 成長のタイミングを逃さない

  • 見た目だけでなく、噛む機能や発音も含めて評価する

これらを意識することで、将来の負担を最小限に抑えた治療が可能になります。


第8章:大人の受け口矯正の特徴と注意点

「大人になってからでも受け口は治せますか?」という質問は非常に多く聞かれます。結論から言えば、大人になってからでも受け口の矯正は可能です。ただし、子どもの矯正とは考え方や注意点が異なります。

1. 大人の受け口矯正の特徴

大人の場合、あごの成長がすでに終了しているため、治療の中心は歯の移動になります。そのため、

  • 治療計画がより精密になる

  • 治療期間がやや長くなる傾向がある

  • 骨格性の場合は限界がある といった特徴があります。

それでも、噛み合わせの改善や見た目の変化によって、咀嚼効率や発音、清掃性の向上など多くのメリットが得られます。

2. 外科的矯正が検討されるケース

骨格性の受け口が重度の場合、矯正治療単独では十分な改善が難しいことがあります。その際には、外科的手術と矯正治療を組み合わせた外科的矯正が選択肢となります。

外科的矯正は、見た目だけでなく噛み合わせや顎関節の機能改善を目的とする治療であり、専門的な診断と十分な説明が不可欠です。

3. マウスピース矯正・ワイヤー矯正の選択

大人の受け口矯正では、

  • ワイヤー矯正

  • マウスピース矯正 といった複数の選択肢があります。症例によって適応は異なり、すべての受け口がマウスピース矯正で治療できるわけではありません。

生活スタイルや審美性を考慮しながら、最適な方法を選ぶことが大切です。

4. 大人の受け口矯正で気を付けること

  • 治療の限界とゴールを事前に理解する

  • 治療後の保定(後戻り防止)が非常に重要

  • 噛み合わせの改善を重視する

これらを踏まえたうえで治療を行うことで、満足度の高い結果につながります。


第9章:よくある質問(Q&A)

Q. 受け口は自然に治りますか?
A. 軽度の場合や機能性の問題であれば改善することもありますが、多くは専門的な診断が必要です。

Q. 矯正は何歳から可能ですか?
A. 早ければ3〜5歳頃から相談可能です。


第10章:まとめ:受け口は早期理解と適切な矯正が大切

受け口は、原因・種類・成長段階によって対応が大きく異なります。大切なのは、正しい知識を持ち、適切なタイミングで専門家に相談することです。矯正治療によって、見た目だけでなく噛む機能や将来の口腔健康を守ることができます。

気になる症状がある場合は、早めに歯科医院での相談をおすすめします。

 

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