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医療コラム

前方牽引装置ってなに?|【公式】しま歯ならび矯正歯科|堺市西区鳳駅の矯正歯科

前方牽引装置ってなに?

皆様こんにちは🦷

しま歯ならび矯正歯科の歯科助手Gです🐡

皆様ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?

またご来院頂いた際に素敵なエピソードをお聞かせくださいね😊

連休明けでだらーんとなってしまいがちですが…

5月病に負けないよう頑張っていきましょ~!

 

前回のコラムでは出っ歯(上顎前突)のお子様の矯正治療で適用される

【ヘッドギア】についてのお話がありましたね😊

前回のコラムはこちらからどうぞ↓

ヘッドギアってなに?|【公式】しま歯ならび矯正歯科|堺市西区鳳駅の矯正歯科 (shima-ortho-clinic.com)

 

今回は、その逆!

受け口のお子様の矯正治療で適用される【前方牽引装置】についてお話していきます🤓

是非最後までご覧くださいね♪

 

前方牽引装置とは?

本来人間の歯は上の歯が下の歯より前にでていますが、なんらかの要因で下の歯が上の歯よりも

前に出てしまうことを受け口(下顎前突)と言います。

受け口の治療を成人になってから始める場合、あごの骨の成長がストップしてしまっているので

歯を抜いて治療を進めたり、外科的矯正治療になることが多いのですが、小児で治療を始める場合は

あごの骨の成長をうまく利用し歯を抜かずに治療ができることも多いです◎

その際に用いられるのが前方牽引装置と呼ばれる、上顎を骨ごと前に牽引する取り外し式の装置となります🤓

 

前方牽引装置の適応

前方牽引装置は先程ご説明した通り、受け口の症例に適応されます🐻

あごの骨の成長を利用する装置となるため、適応年齢は小学校低学年~で

当院でも主に小学校1年~4年生ぐらいのお子様の治療に適応されています🌟

 

前方牽引装置の構成

前方牽引装置は、

①上顎装置から前歯部にのびているワイヤー

②口腔外に装着するフェイスマスク

③①と②をつなげるゴム

上記の3点で牽引をしています。

 

次に着脱方法と使用方法についてです🐻

 

前方牽引装置の着脱方法と使用方法について

こちらもヘッドギア同様、着脱は親御さんにお願いしています🙏

【装着方法】

(1)上顎装置から前歯部にかけてのびているワイヤーにゴムをかけます

   (ゴムがかけられるようにフック状に曲げられています)

   🌟✏ゴムのかけ方も様々で、1重でかける方もいれば2重で牽引したり、またゴムのパワーも口腔内の状態を

     確認しながら患者様に合わせて変えています。

(2)前方牽引装置を顔にあてがい、口腔内にかけているゴムを伸ばして装置のフックにかければ完了です👏

   外し方はかけていたゴムをとって前方牽引装置を取るだけなので着脱もとても簡単です🥳

では次に使用方法について🐼

 

前方牽引装置の使用方法

(1)1日最低8時間以上使用します

当院では就寝時に必ず着用してもらうようご説明をしております。

もし可能であればお休みの日に日中頑張って装着してもらえるとその分効果はでてきますが

基本は就寝時のみの着用で問題ありません◎

※また、家の外で使用する必要もありません🙆

(2)食事と歯磨きの際は必ず外してください

装着したまま食事や歯磨きはしないようにしてください!

装着するのは食事や歯磨きが完了し、寝る前ぎりぎりにするのがおススメです🌟

(3)ひっかけるゴムは毎日交換して下さい

同じゴムを使用しているとゴムの弾性が弱くなってしまい思っている効果が得られなかったり

衛生面にも良いとは言えないので使い捨てで使用して頂きますようお願いいたします!

※1袋に100個入ったものを当院からお渡ししております🙆

 

前方牽引装置を使用する期間

患者様の口腔内の状態でかわってきますが、最低でも6か月~1年以上継続して使用していただく場合が多いです。

奥歯や前歯の噛み合わせの位置が、理想的な位置まで移動したら前方牽引装置の使用は終了となります🥳

 

いかがでしょうか!今回は前方牽引装置についてお話いたしました🌟

ヘッドギア同様、当院でも頻繁に登場する装置ですのでご不明点やご質問等ありましたらいつでもご相談くださいね♪

 

 

 

 

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