ガミースマイルって⁇😣
- 2025年6月18日
- お知らせ
皆様こんにちは🦷 しま歯ならび矯正歯科です🌝
6月になり暑い日が続きますね🌞
暑いのも、寒いのも嫌いな私は家に引きこもりがちです,,, そろそろ運動しないといけません,,,(笑)
暑い日が続きますが、体調に気を付けていきましょう‼
今回は「ガミースマイルについて」お話していきます。是非ご覧ください🐻
第1章:ガミースマイルとは?
「ガミースマイル」という言葉は、近年になってSNSや美容歯科の分野でよく耳にするようになりました。これは、笑ったときに「上唇が大きく上がって、上の歯ぐき(歯肉)が見えすぎてしまう状態」を指します。具体的には、上の歯ぐきが3mm以上露出する場合、多くの専門家がガミースマイルと診断します。
見た目の印象と心理的な影響
ガミースマイルは、他人に対して明るい印象や親しみやすさを与えることもありますが、当事者にとっては「歯ぐきが目立って恥ずかしい」「笑顔に自信が持てない」といった心理的な悩みの原因になることが少なくありません。特に、写真を撮るときに笑顔を抑えたり、話すときに口元を隠すクセがついてしまう方も多くいます。
ガミースマイルは病気ではないが…
医学的には、ガミースマイルは「疾患」や「病気」とはされていません。しかし、審美的な問題やコンプレックスに直結するため、美容歯科・矯正歯科・口腔外科など多くの分野で治療の対象となっています。
また、ガミースマイルは単に「見た目」の問題にとどまらず、「顔面骨格の成長」「舌の使い方」「呼吸の仕方」といった身体全体の機能と深く関わっていることもわかってきています。このような背景を踏まえると、見た目の改善だけでなく、身体の使い方や習慣の見直しも重要となってくるのです。
第2章:ガミースマイルの主な原因とは
ガミースマイルの原因は実にさまざまで、単一の理由で起きることは稀です。多くのケースでは、骨格・筋肉・癖・呼吸法などの複数の要素が複雑に絡み合って、結果的に歯ぐきが露出しやすい状態が生まれています。
それでは、具体的にどのような原因があるのかを詳しく見ていきましょう。
(1)上唇の筋肉の発達過多
笑うときに上唇が大きく上がってしまう人の多くは、**上唇を持ち上げる筋肉(上唇挙筋や小頬骨筋)**が過剰に働いている可能性があります。この筋肉が強く緊張すると、唇が必要以上に引き上げられ、歯ぐきまで露出してしまうのです。
このタイプのガミースマイルは、ボトックス注射などの筋肉の働きを抑える施術で比較的簡単に改善できるケースもありますが、根本的な原因(舌の位置や口呼吸など)を見落とすと再発することもあります。
(2)上顎の過成長(骨格性ガミースマイル)
顔の骨格に由来するガミースマイルは、**「骨格性ガミースマイル」**と呼ばれます。これは、上顎が縦方向に長く成長してしまうことによって、上の歯や歯ぐきが通常よりも露出する状態です。
このタイプは、見た目の印象だけでなく、噛み合わせの異常や「顔が間延びして見える」といった印象にもつながります。成長期に適切な矯正治療を行うことである程度コントロールできますが、成長が終わった後では**外科的な手術**が必要になる場合もあります。
(3)歯並び・噛み合わせの問題
歯の位置や噛み合わせ(咬合)は、笑ったときの口元のバランスに大きな影響を与えます。たとえば「出っ歯(上顎前突)」の人は、上の前歯が前に出ているため、唇が閉じにくくなり、笑ったときに歯ぐきが見えやすくなります。
また、**過蓋咬合(かがいこうごう)**と呼ばれる状態では、上の歯が下の歯を深く覆ってしまい、上唇がその分引き上げられやすくなる傾向があります。これもガミースマイルの一因となるのです。